『自作TCGの集い(仮)』について考える。
【1】なんでやるねん。
はじめまして。
オリジナルカードゲーム『サモン・タクティクス』を制作しているテツ。と申します。
「カードゲームの楽しさ」を多くの人に普及したいという思いで、オリジナルゲームを作成しはじめ、「自作TCG」という世界(沼)にどっぷりハマっています。
自作TCGの制作を本気で開始してから、様々な発見をすることができましたが、何より強く思ったのは『ひとりの力で作れる“面白いゲーム”は無い』ということでした。
まず第一に、一人では十分な「テストプレイ」ができません。
「テストプレイ」を繰り返さなければ、問題点や修正点が見えてきませんし、それがわからなければ、「良い方向へ改善する」ことは不可能です。
そしてもうひとつ、「自作カードゲームを作っている人や、興味のある人が意外と多い」ということも知りました。
それならば、テストプレイと意見交換の場を設け、自作TCG制作者や、興味のある人たちで集まることができれば、「複数の作品を同時に“良い方向”へ導けるのではないか?」また、そうすることで「自作TCG」というコンテンツを盛り上げることができるのではないかと考えたのです。
なぜ『自作TCG』を盛り上げたいのかというと、「カードゲームの世界」に必要な存在だと感じたからです。
自作TCGの大きな利点は、
①「安価ですべてのカードが揃う」
②「ゲーム環境に大きな変化がない」
の2点だと思っています。
①についてはいわずもがな。
市販TCGは5~8枚程度のカードを1パックに入れて販売されており、その中身はランダムなので、「4箱買ってもちゃんとしたデッキが組めない」ということはザラにあります。
最近では「カードショップ」が多くなり、不足しているカードだけをお店で買えるようになりましたが、それでも最新デッキを組もうと思うと1万円程度はかかってくるでしょう。あくまで1つのデッキを組む値段です。
自作TCGはこれよりも安い値段で複数の「完成されたデッキ」を手に入れることができます。
②については、TCGメーカーのように『このゲームを売り続けなければ死ぬ!!』みたいなテンションで制作していないので、新作の発売までが長いです。
数か月ごとに環境が大きく変わるということは、まずないでしょう。
社会人となったTCGプレイヤーは、私生活の環境が人それぞれ変わってきます。
ボクは生活環境の変化により、遊びに行ける機会が減り、カードゲームで遊べるのは「月に1回程度」となりました。そんな中、市販TCGで遊んでいると、新しいカードが次々と現れ、遊ぶ度に環境が変化している状況になり、ついていけなくなりました。
今のボクには「自作TCGが丁度よい」と感じました。
『カードゲームは好きだが、そこまで遊べる機会もなく、TCGで遊びたいが、市販TCGの販売ペースにはついていけない』みたいな人達って、自分以外にもいるはずです。
そういう人達の救世主に成りえる存在だと思うのです。
ただ、自作TCGの大きな欠点として、人口の少なさと認知度の低さがあります。
自分に合った良い「自作TCG」に出会えても、それで遊べる環境や相手がいないとなると『始まりません』。誰かを誘うにしても「市販TCG」と比べるとハードルが高くなると思います。
『サモン・タクティクス』を知ってもらおうと、自分なりに色々と試行錯誤してみましたが、結果はほとんど出ずって感じで、プロモーションの難しさを痛感しました。
これらのことを総括した時───
①自作TCG制作者にとって、試遊やテストプレイの場が得られるのは嬉しい
②自作TCGユーザーにとって、同じく自作TCGユーザーと知り合える機会があると嬉しい
③両者が交流することで、「自作TCG」を盛り上げられる
───という要素が頭に浮かんだので、『自作TCGの集い』なるイベントを企画してみようと、そう思った次第であります。
自作TCGに興味のある人達を集め、輪を広げていくことで、より良い「自作TCG環境」を構築したいと考えています。
【2】なにがしたいねん。
①自作TCG制作者に『テストプレイの場』として活用してもらう。
②自作TCGに興味のある人たちに『仲間』を増やす機会を作る。
③自作TCGについて、多くの意見を聞く。
④ごく狭い「自作TCGの世界」を、ほんの少しでもいいから拡大する。
⑤皆で「カードゲームの楽しさ」を共有する。
・・・パッ思いつく範囲ではこんなところでしょうか。
自作TCGの『テストプレイ or 試遊』と『交流』が主な目的になると思います。
【3】どうしたいねん。
イベント内容については思案中です。
参考までにTwitterでアンケートを実施中ですので、お暇なときにでもご協力いただけると幸いです。
自作TCG制作者に有効活用してもらえるイベントにしたいと思っています。
<現時点での構想>
■「自作TCG制作者」2~4名がプレゼンターとなり、題材となる『自作TCG』を各自持ってきてもらい、参加者と共に『テストプレイ』を行う。
■プレゼンターには、「ゲームルールの説明」「試遊」「アンケート調査(意見聴取)」を実施してもらい、自身の作品のクオリティ向上に役立ててもらう。
■「参加者が楽しめる」ことが第一なので、題材となる『自作TCG』は「遊べる程度に完成している必要がある」のと、「参加者分のデッキを用意できる」ことが最低条件。
■イベント時間は6時間を想定しているので、1つのゲームにつき90分~120分程度の持ち時間で遊び、その後参加者にアンケート等で感想をもらう。
■参加費の金額にもよるが、自作TCGの拡散と発展の目的で、題材となったゲームを「プレゼント」として数名に配布することも検討中。
堅苦しく書いてますが、「ルールブック」感覚で見てください。
参加者が楽しめるのであればOKなんで。
【4】おしえてほしいです。
ボクが個人的に考えた『自作TCGの集い』は、【3】で書いた通りです。
ですが、あくまで個人の考えの範疇ですので、皆さんが考える『自作TCGの集い』はどんなものなのか、意見を聞いてみたいです。
どんな些細な意見、提案でもいいので、コメントやテツ。のtwitter(@yosoyososee)へDMして頂けると嬉しいです。
自作TCGの世界を。
引いてはカードゲームの世界を。
さらに拡大していくために、皆と協力して何かができたら、楽しいだろうなぁ。
なんだか、まとまりの悪い文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
要は「自作TCGよ、盛り上がれ!」ってことです。
『自作TCGの集いin大阪』
必ず実行しますので、皆様よろしくお願い致します。
➡イベントの詳細はこちらから。