【自作TCG】自作TCGをつくりたい! その4 『試作ゲーム。』
誰でもすぐに遊べるカードゲームを考えたい!
前回のまとめ。
自作TCGの基本システムを「数字の大小で優劣を決める」ことに決定。
では、具体的にどういう設計にすればTCGっぽくなり、かつ面白くなるかを考えます。
最初に思いついたのは、1~8までの数字をカードに割り振って、引いたカードを1枚場に出し、負けてたら後からもう1枚追加で出せる。各数字に効果があって、低い数字を先に出して勝てたら、大きく優位に立てる・・・みたいな。
1~8のカードそろぞれに違った仕事を割り振るので、単なる数字勝負ではなく、アドバンテージを考えながら遊べるのではないかと。
【こんなゲーム】
カードには1~8の数字が書かれています。
[A] 前衛
[B] 後衛
互いのプレイヤーは自分の手番に[A][B]の場所に1枚ずつカードを裏向きで置きます。
両者が置きおえたら、同時に前衛のカードを表に向けて、互いの数字を確認します。
必要であれば後衛のカードを表に向けて、その数字を前衛の数字に足します。
相手プレイヤーに5ダメージ与えたら勝ち。
大きい数字は勝ちやすい分、勝ったときのリターンが少なく、小さい数字で勝てたときは1勝するだけで勝利に大きく近づきます。
「1」は「8」に勝つことができ、小さい数字のカードでも「次のターン相手は『7以上のカード』を使えない」といった効果を持ち、次の勝利へ繋げるカードとしての役割があったりもします。
しかし、1デッキ分のカードを考えたところで「逆にわかりにくい」ことに気づいて却下。
システムは簡単なのに、カードのテキストに色々詰め込みすぎて、いきなり「8人の新人バイトの簡単な経歴と得意な分野を覚えてきて」って言われてるような感覚に。
とはいえカードの効果を薄くしてしまうと、単純に大きい数字を適度に引けた者勝ちになってしまいます。
次回は、このゲームの改善点を考えます。
➡ つぎ。